※2022年4月時点の内容です
UX/UIデザイナー
中村俊介
エクスペリエンスクリエイティブ部門 エクスペリエンスデザイン第2事業部 UXデザイングループ（2022年2月入社）
もっとお客さまに近いところで仕事をしたいと考え、転職
新卒で入社して、UIデザイナーとして14年勤めた会社から転職し、電通デジタルでUX/UIデザイナーとして働いています。前職では、主に官公庁や自治体のWebサイトやシステム構築を請け負う大手系列のシステム会社に在籍し、Webサイト構築を行う部署でデザインからコーディングまで、全部1人で担当するという形で各種案件に携わってきました。
前職は顧客が官公庁中心ということで、Webサイトを使う生活者の方々の顔が見えにくく、デザイナーとしてもどかしさを感じることも多々ありました。自分が作ったものがお客さまにどう使われているのかを知りたい、もっとお客さまと近いところで仕事したいという意識は以前から持っていました。また、顧客体験の充実が重要視される中、Webデザインだけでなく、UX/UIデザインも手がけてみたいという意識も強まってきており、そうした環境で働ける会社があるなら転職したいとは思っていました。
家族との生活を充実させながら、フレキシブルに働ける環境
他の環境への興味から転職サイトに登録し、エージェントに勧められた会社の面接を受けてみました。エージェントには、これまでの経験を踏まえてさらに成長でき、プライベートとの両立ができる環境という希望を伝えたところ、電通デジタルを紹介されました。オファー面談を担当していただいたのが現在の上長です。
家族としっかり関わりながら日々の暮らしを充実させつつ働きたいというのは、自分の中で譲れない条件でしたが、面談の際にそれを話したときに、「大丈夫、自由に働ける環境なので問題ないですよ」と言っていただいたのが、大きな決め手となりました。現在はフルリモートで働いていますが、面談のときに聞いたとおりのフレキシブルに働ける環境で、本当に転職して良かったなと思っています。
手がけているのはまだ短期の案件ばかりですが、入社2カ月後の現在で、すでに3、4案件ほど担当しました。前職のスキルをそのまま活かせるWebデザインとコーディングがメインの案件以外にも、UX関連の案件も徐々に増えつつある状態です。UX関連の業務は未経験な箇所もありますが、細やかにサポートしてもらっているので、スムーズに働けています。
ユニバーサルデザインに携わった経験をUX/UIデザインに生かしたい
前職との違いを一番実感するのはスピード感です。前職では3カ月、半年、1年といった長い制作期間の仕事を担当することが多かったのですが、電通デジタルでは短期の案件も多く、複数のタスクを並列で効率よく処理していかなくてはならない変化に、最初は戸惑いました。あとは、電通デジタルにはさまざまな領域の専門家が多数在籍しているという点が前職との大きな違いです。
UX/UIデザインはもちろん、ディレクター、フロントエンジニア、システムエンジニア、SEO、CRO、デジタル広告、デジタルコマースなど、そうした方々と接することは業務上すごく刺激になりますし、様々な視点からの意見やアイデアに触れることにより、日々新たな発見があります。
Webデザインの面白さは、自分で考えたものが世の中に公開されて、多くの人に日常的に使ってもらえるところにあると思っています。前職で担当していた官公庁系のWebサイトでは、障がいを持つ人も含め、すべての人にとって使い勝手のいいユニバーサルデザインを目指すという観点から、アクセシビリティを重視して構築していました。そうした意識や経験を自分の強みとして、今後UX/UIデザインにも生かしていけることを、とても楽しみにしています。
少し前までは、Webサイト構築は分業によるウォーターフォール型の制作が一般的でしたが、現在、Webサイト構築やUX/UIデザインは、アジャイル型で実施することが多くなっています。そうした中では、私がこれまでの経験で得た、1人でデザインからコーディングまでを一気通貫で行えるスキルは、案外重要になってくるのではないかとも思います。頭の中でPDCAを回してスピーディにプロトタイプを作りながら制作できるスキルを、今後電通デジタルで働く上で、私の強みの一つにしていければと考えています。Webデザイン案件だけでなく、UXグロース案件をどんどんこなして力をつけ、多くの生活者の方々に喜んでもらえるようなUX/UIデザインをしていくのが今後の目標です。
ご案内
FOR MORE INFO