プレスリリース

慶應義塾大学とAI時代のアドフラウド対策に関する共同プロジェクトを開始

広告市場の健全性をテーマに講義・ワークショップを展開、知見を社会へ還元

株式会社電通デジタル(本社:東京都港区 代表取締役社長執行役員:瀧本 恒 以下、電通デジタル)は、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(所在地:神奈川県横浜市 研究科委員長:南澤 孝太 以下、KMD)の岸博幸研究室と、AI時代におけるアドフラウド※1対策および健全なデジタル広告市場の形成に向けた共同プロジェクトを開始します。

近年、AI技術の急速な進展に伴い、デジタル広告の配信自動化や最適化が進む一方で、アドフラウドの手法も巧妙化しており、広告品質の担保やアドフラウド対策の重要性が高まっています。アドフラウドは、広告主や広告会社、プラットフォームなど特定のプレイヤーだけの問題にとどまらず、デジタル広告市場全体の信頼性を毀損しかねない社会的課題です。健全なデジタル広告市場を維持・発展させていくためには、企業間の枠を超えて、学術機関や次世代人材を含む多様なステークホルダーが課題を正しく理解し、社会全体で議論・対応していくことが求められています。

電通デジタルはこれまで、アドベリフィケーション推進協議会※2への参画や書籍刊行※3などを通じてアドフラウド対策に関する知見を蓄積し、業界の健全化に取り組んできました。今回、これらの知見を教育・研究領域へ拡張するため、メディア・コンテンツビジネスを研究する岸博幸研究室と本プロジェクトを推進します。その一環として、アドフラウドが引き起こす社会課題や広告市場への影響をテーマとした講義・ワークショップを企画・実施します。教育・啓発活動や参加者との対話を通じて新たな知見を蓄積し、広告業界の課題解決に資する情報として社会へ還元することを目指します。

講義では電通デジタルの社員が講師を務め、アドフラウドの仕組みや被害実態、広告主・広告会社・プラットフォームが進める対策の現状に加え、AIによる広告運用の高度化が進む中で求められる広告品質管理の重要性について解説します。また、ワークショップでは、アドフラウドが社会や広告市場に与える影響を題材に、広告市場に関わる多様なステークホルダーの役割や、デジタル広告市場の透明性・信頼性を高めるための課題について参加者同士で議論を行います。
なお、本講義は2026年11月17日(火)午後2時45分~午後4時15分に慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科にて開催予定です。

※本講義は一般の方(招待者のみ)にも公開いたしますが、受講枠に限りがあるため、KMDおよび慶應義塾大学在籍者の参加を優先とさせていただきます。あらかじめご了承ください。

今後も電通デジタルは、AI時代におけるアドフラウド対策の重要性に関する社会的な理解促進を図るとともに、健全なデジタル広告市場の形成に向けた取り組みを一層強化してまいります。


慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)は、イノベーションを自ら生み出し、社会に向けて価値を創出する能力を持つ「メディア・イノベータ」の育成をミッションとしています。メディア・イノベータは分野や国境の枠を超えてグローバルに活動し、創造社会を先導していきます。
KMD岸博幸研究室
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)の岸博幸研究室は、経営戦略、メディア・コンテンツビジネス、地域活性化、政策形成をテーマに研究・実践を行う場です。実社会の課題解決(地方創生、AIとクリエイティブ環境の融合など)を重視し、実践的なプロジェクトを展開しています。

以上

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