「Data Intelligence Suite」の概要図
プレスリリース
企業のデータマネジメント変革を実現する統合支援サービス「Data Intelligence Suite」を提供開始
-AI時代に対応した先進的なデータ活用基盤の構築と企業競争力を強化-
2025.12.10
株式会社電通デジタル(本社:東京都港区 代表取締役社長執行役員:瀧本 恒 以下、電通デジタル)は、AI時代に対応した先進的なデータ活用基盤の構築および企業競争力の強化を実現するためのデータマネジメントコンサルティングサービス「Data Intelligence Suite(データ インテリジェンス スイート)」を本日より提供開始します。
昨今、AIによるデータ分析の高度化・高速化が進む中、企業経営やマーケティング領域から経理などのバックオフィス業務までさまざまな部門での業務や戦略の意思決定において、全社横断による膨大なビッグデータの利活用が求められています。そのため、ビッグデータを最適に活用するための品質、信頼性、およびコンプライアンス遵守を目的とした、組織的なルールや体制を整備することが、企業に求められています。
「Data Intelligence Suite」では、企業のデータマネジメントの推進に向け、組織体制の構築からデータ基準策定、品質管理、カタログ整備、権限管理まで、一連の仕組みづくりを統合的に支援します。電通デジタルがこれまでデジタルマーケティング領域において培ってきた各種コンサルティングのフレームワークを活用して現状分析と課題整理を行います。その上で、対応方針やルールを策定し、具体的な実行ロードマップに基づいて実施します。
「Data Intelligence Suite」のポイント
- 業務効率化を実現するデータマネジメントの実装
データマネジメント業務である、データ品質管理、データ統合・ETL※、データセキュリティ、データストレージ管理、マスターデータ管理、メタデータ管理やAI活用支援など、これらの業務を最大70%削減することが可能です。 また、生成AI時代に求められる「データの発見性」「理解性」「信頼性」を飛躍的に向上させます。 - 上流からのデータマネジメント支援
ビジネス戦略や施策策定、顧客体験設計などデータマネジメント施策の上流から支援することで、組織内におけるデータ利活用の目的やデータマネジメントの目標を明確化します。これにより、全社で一貫した方針や優先順位に基づいた施策推進が可能となります。
本サービスでは、データマネジメントの現状分析を行い、ベストプラクティスに沿って組織やスコープを限定したスモールスタートを行うことで迅速に価値を実証し、段階的に全社展開へと拡大する柔軟な導入支援も行います。また、策定したルールや仕様に基づいた製品導入の支援も可能です。
今後も電通デジタルは、データガバナンス・データマネジメント領域におけるソリューション開発を推進し、企業や組織によるデータの「資産」としての活用と、それによる事業成長に貢献してまいります。
※:ETLとは
抽出(Extract)、変換(Transform)、読み込み(Load)の略称で、複数のデータソースからのデータを分析しやすいよう統一された形式に整え、データウェアハウスに一元格納するプロセス。
以上
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