商品情報管理ソリューションを提供するContentserv社とパートナーシップを締結

-DX推進において、業務効率化と顧客体験向上を実現-

2024.03.11

株式会社電通デジタル(本社:東京都港区 代表取締役社長執行役員:瀧本 恒 以下、電通デジタル)は、商品情報管理(PIM)のクラウドサービスプロバイダーである株式会社Contentserv(本社:東京都港区  代表取締役社長:渡辺 信明 以下、Contentserv社)とパートナーシップを締結しました。企業のDX(デジタル変革)推進において、Contentserv社のPIMとデジタルアセット管理(DAM)統合ソリューションを活用することで商品情報の一元管理と様々な販売チャネルへの迅速かつ適切な情報連携を実現し、業務効率化および顧客体験価値向上を推進します。

近年、顧客ニーズの多様化やテクノロジーの進化に伴い様々なデータやツールが活用される中で、多くの企業では、顧客体験向上を目的にマーケティングからセールス、アフターサポートまでを一つのデジタル空間で完結できる体制構築に注力しています。中でも「誰に(=顧客情報)× 何を(=商品情報)」を最適に組み合わせた上で顧客への価値提供を実現するためには、これまで企業が注目してきた顧客関係を管理するCRMとともに、企業内に複雑化する膨大な商品情報の統合管理が喫緊の課題となっています。

電通デジタルは、これまでDX領域において、企業へのDAM製品の導入コンサルティングと実装の支援を行っており、オンライン/オフラインを問わずマーケティング活動に係るデジタルアセットの管理と利用の効率化を推進しています。Contentserv社のPIM/DAM統合ソリューションは、商品データの収集・共有・展開において豊富な機能群とユーザビリティを提供することで、データやコンテンツの運用プロセスを最適化した顧客体験の創出に実績があります。
本締結により、クライアント企業のDX推進支援において、DAMに加えてさらに広い業務領域を支援するPIMを掛け合わせた統合ソリューションを活用し、クライアント企業の社内に散在する商品情報を統合し、それらをEC、ECモール、WEBカタログ、代理店向け資料などの様々な販売システム・チャネルに対してシームレスに連携させることで、顧客が求める情報を最適かつスピーディーに提供することが可能となります。当社は、クライアント企業の現状業務を詳細に分析した上で、適切な顧客体験価値創出と業務効率化に向けた課題を洗い出し、同統合ソリューションにおけるツールの設計や設定、開発内容を鮮明化し実行することで、事業成長に貢献します。

今後も電通デジタルは、高度なデータ基盤の構想・構築・運用サービスを提供していくことで、クライアント企業のデジタルコミュニケーション全体の最適化と、その先の生活者の体験価値向上に貢献してまいります。

本締結における両社コメント

電通デジタル副社長執行役員 小林 大介のコメント
「当社は顧客体験変革のための顧客データプラットフォーム(CDP)の構築を多くのクライアントにおいてご支援してきましたが、今後は同時にPIMの重要性が高まると認識しています。これまでも当社は大手B2Bグローバル企業のPIM導入プロジェクトにおいてContentserv社と協力してきた実績がございます。このたびのパートナーシップの締結によって、その協業を一層加速させ、クライアント企業の顧客体験変革と事業成長に共に貢献してまいります」

Contentserv社代表取締役社長 渡辺 信明のコメント
「電通デジタルとのパートナーシップは、お客様にとっても重要な意義を持つものです。電通デジタルが保有するDXP(デジタルエクスペリエンスプラットフォーム)やAIを活用した先進的ソリューションポートフォリオにContentserv社の製品を統合することで、総合デジタルファームとしてのケイパビリティを大きく強化し、クライアント企業に対する価値提供を一層高めることができると考えています。 さらに、私たちは電通グループのMerkleとも連携を深め、その協業をアジア太平洋地域全体へと拡大していくことを目指しています。今回のパートナーシップ締結は、お客様に対してより包括的なサービスを提供できるようにするための重要なステップです」


株式会社Contentservについて

コーポレートサイト株式会社Contentserv

Contentserv社は、商品情報管理(PIM)、デジタルアセット管理(DAM)を統合した Product Experience Cloudを展開しています。AI搭載のクラウドプラットフォームによって、マーケター、セールスチーム、ITプロフェッショナルが商品コンテンツを効率的に管理し、パーソナライズされた顧客体験を実現することができます。Shoppingfeedを製品ポートポリオに追加したことで、コンテンツの生成からチャネル連携、分析までの全プロセスを管理し、1,000以上のマーケットプレイスと広告プラットフォームに一貫したデータを配信することが可能になりました。Contentservは、89カ国で300社超に導入され、営業、マーケティング、製品開発、情報システム、アフターサービス等様々な部門で利用されています。

以上

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