藤澤千里

新卒で入社したデジタル広告代理店では、広告の運用からアカウントプランナーまで幅広い仕事を担当し、多くの経験をさせてもらいました。

20代は選択肢を持てる人財になりたいと思って頑張ってきたのですが、30代になり、次の10年のテーマとしてグローバルに挑戦したいという気持ちが湧いてきたのです。そこで前職を辞めて、半年ほどアメリカへ語学留学しました。
英語を学ぶだけでなく、さまざまな価値観を持った人と触れ合うことで、人生の幅を拡げたいという思いもありました。

留学中に電通デジタルの役員の方とお会いする機会があり、これからグローバルに力を入れていくというお話を伺いました。私のこれからのビジョンと重なるところもあり、入社を決断しました。

入社時に上司から「失敗してもいいからチャレンジしていこう」と言ってもらい、これまで多くの成長の機会をいただけているのは、すごく嬉しいですね。

現在はアカウントプランナーとして、外資系の大手決済テクノロジー企業を担当しています。前職では、Eコマースでの売上拡大を目標とするクライアント企業を担当しており、日々の数値を細かくチェックし、いかに効果的に売上を達成するかを重要視していました。

今は、決済システム利用の手数料が収益となるビジネスモデルの中で、認知や利用頻度を上げるためにどうするかなど、手探りで答えのないプロモーション施策を考えるのがとても新鮮ですね。クライアント企業のビジネス課題から逆算して、仮説をもとにKPIを設計した広告施策を提案する仕事をしたいと思っています。

こうした日々の仕事の中で、私が大切にしていることは3つあります。まず1つ目は、クライアント企業のビジネスゴールを意識したコミュニケーションをすることです。デジタル広告では、どうしてもCPA（成果単価）などにこだわりがちですが、今の仕事は、もっと上位概念への理解が求められています。

2つ目は、スピーディーかつ丁寧な対応を心がけていることです。デジタルトレンドの変化の速さに加え、グローバルの戦略も日々変わるため、クライアント企業側もその方針に合わせて柔軟に動く必要があります。私たちもできる限りその環境変化に応えられるよう、スピード感をもって対応をしています。

そして3つ目ですが、なるべく先回りして、クライアント企業の負担をいかに減らせるかを意識するようにしています。自分ができるアウトプットで貢献していきたいですね。まだ入社して間もない中でも、お客様との電話で「藤澤さんがいてくれて助かったよ」と言ってもらったときは、とても嬉しかったのを覚えています。

電通デジタルの強みは、広告領域に限定されない、包括的なデジタルマーケティングソリューションを提供できることです。クライアント企業からいただいた課題と予算に対して、最大限のパフォーマンスを発揮できるように意識しています。