象徴的だったのは、Spotifyグローバルチームのプロダクト責任者も参加したフィードバックミーティングです。現場で感じている課題や要望をストレートに伝えるため、約60ページの英語資料を作成しました。通常の業務範囲を超えて、まるで自分がSpotifyのプロダクト開発者であるかのような気持ちで「この機能があればもっとユーザーに届く」「クライアントのマーケティング課題を解決する」という現場の率直な意見をお伝えしました。
前例がないなら、自分でつくる。
音声広告の最前線へ

推進担当
先輩に聞く、
あのプロジェクト
音楽やポッドキャストなどのオーディオストリーミングサービスとして世界で7億7,700万人以上に利用されているSpotify。その広告プラットフォームは急速に進化しており、日本市場でも新しい広告メニューの導入が次々と進んでいます。電通デジタルでは、Spotifyと連携しながら広告配信の仕組みをいち早く社内に取り入れ、クライアントへの提案につなげる取り組みを展開。配信条件をリアルタイムに調整しながら成果を最大化する運用型プラットフォーム「Spotify広告マネージャー」の立ち上げや、Spotify側へのプロダクト改善提案など、踏み込んだ活動が高く評価され、Spotifyが優れたパートナーに贈る「Spotify Advertising Agency Awards 2025」で個人賞「Amplifier」を受賞しました。自社の立場にとどまらず、プラットフォームの未来を一緒につくっていく姿勢が認められた結果です。
プロジェクト詳細記事
Spotify Advertising Agency Awards 2025で個人賞「Amplifier」受賞! Spotify広告の価値を社内外へ広げた挑戦とは? (別ウィンドウで開きます)

これまでの業務経歴と、現在の仕事内容を教えてください。
2021年12月に中途で入社し、最初の4年間はさまざまな広告配信プラットフォームの運用業務に携わりました。各プラットフォームの特性であるアルゴリズムや自動入札を理解した上で、調整や分析などをして、成果を高めていく仕事です。
2025年からはSpotify担当となり、社内の営業チームやプラットフォームとの橋渡し役として売上の最大化をミッションに掲げています。最初は広告運用の仕組みそのものを一から整える段階で、マニュアル作成や社内への導入支援といった土台づくりから関わりました。現在はこれまでの運用知識を生かしつつ、国内電通グループとSpotifyの関係強化や、新しい広告機能の改善提案など多面的な役割を担っています。他社に先駆けて最新の広告ソリューションを社内に届け、ビジネスをリードすることが私の大きな使命です。前例がない提案はハードルが高いですが、リスクとメリットを誠実に伝えながら自ら機会を創り出すことを大切にしています。

独自のナレッジを追求する中で、3つのバリューをどう体現しましたか?
まず「ふかめる。」の面では、広告の現場で得たリアルな知見を元にプロダクトの未来を本気で考え抜きました。そこから社内の営業チームやプラットフォーム側のキーパーソンと連携して議論を広げたのが「つながる。」です。そして前例のないアイデアを恐れずに形にし、海外の責任者へ提案した行動が「つっぱしる。」にあたります。こちらの熱意が伝わったことで非常に深い議論に発展し、結果としてプロダクト改善の方向性を一緒に描くことができました。
この仕事の面白さと、就職活動中の学生さんへのメッセージをお願いします。
変化の激しいデジタル広告の世界で、常に業界の最先端トレンドに触れられることが一番の面白さです。昨日まで存在しなかった広告メニューが今日リリースされ、それを明日にはクライアントに届けられる。そのスピード感は本当に刺激的です。
さらに、電通デジタルには映像や音声のクリエイティブを手がける専門家、データ分析のプロなど多様な人財がいます。そうした仲間を巻き込みながら大きなプロジェクトを動かす瞬間に最もワクワクします。この分野は変化が多いからこそ、自分のアイデアや行動次第でいくらでも新しい価値を生み出せるチャンスがあります。「事例がないからできない」ではなく「自分がつくる」という気持ちで飛び込める方にとって、ここは最高のフィールドです。お互いの知見を高め合いながら、変化を楽しめる仲間を待っています。

