人と現場を知る

まだ正解がない広告に、
データ×メディアで答えを出す

職域 マーケティングコミュニケーション
森 暁啓 AKIHIRO MORI
デジタルメディア
コミュニケーションのプロジェクトリーダー

先輩に聞く、
あのプロジェクト

アサヒ飲料さんの炭酸水ブランド「ウィルキンソン」の認知~販売拡大に向けて、テレビCMとネット動画配信サービス上の広告を組み合わせた効果検証の新しい座組を提案しました。近年、AmazonのPrime Videoなど動画配信サービスに表示される広告(OTT広告)が急速に広がっていますが、テレビCMとの最適な組み合わせ方はまだ確立されていません。本プロジェクトでは、15秒・30秒・60秒と異なる長さの動画での最適な活用や、Amazonセール期間でL字バナーを付帯したPrime Video上の広告が、どのように実購買へ影響を及ぼすのか、これらの検証を行った、業界でも先進的な取り組みです。

プロジェクト詳細記事

ROASに直結!アサヒ飲料・ウィルキンソンに学ぶOTTメディア広告の効果最大化につながる検証と設計 (別ウィンドウで開きます)

これまでの業務経歴と、今回のプロジェクトでの役割を教えてください。

2020年にデジタルメディアマーケティングの会社に新卒で入社し、2025年に電通デジタルに転職しました。一貫してアサヒグループのデジタル広告のメディアプランニング(どの媒体に、どのタイミングで、どんな広告を出すかを設計する業務)を担当しています。

今回のプロジェクトでは、営業としてプロジェクトリーダーの役割を担いました。具体的には、クライアントとの戦略設計から、メディアの選定、動画素材の検証設計、効果分析まで、プロジェクト全体を一気通貫で推進しました。単に「広告を出す」だけではなく、「どんなコミュニケーション設計が実際の購買につながるのか」を解き明かすことに注力したプロジェクトです。

プロジェクトを成功に導く中で、3つのバリューをどう体現しましたか?

最も強く発揮したのは「ふかめる。」です。OTT広告はまだ成功パターンが確立されていない新しい分野です。その中でも発展途上のPrime Videoで、業界初となる実購買データを活用した連携検証に挑みました。新しいメディアの特性を徹底的に調べ上げ、検証の設計から実行までとことん探求したことが、プロジェクト全体の土台になったと感じています。

次に大きかったのが「つっぱしる。」です。15秒・30秒・60秒の3パターンの動画比較検証や、セール期間中の特殊な広告フォーマットの活用など、やるべきことは膨大でした。途中で仮説の修正が必要になる場面もありましたが、最後まで成果に向き合い続けたことで、広告投資の効率向上という結果につなげることができました。そして「つながる。」の面では、クライアント、媒体社、データ分析チーム、動画制作チームなど多くの専門家と連携しました。営業として全体を見渡しながら、それぞれの強みを引き出して一つの成果にまとめ上げることを意識しました。

この仕事の面白さと、就職活動中の学生さんへのメッセージをお願いします。

この仕事の面白さは、数年前には存在しなかったメディアや技術を使って、「まだ誰も答えを持っていない問い」に挑めることだと思います。今回のOTT広告もまさにそうでした。新しいサービスが次々と登場する中で、「これをどう活用すればクライアントの事業成長につながるのか」を考え、実際に形にしていく、その過程で得られる手応えは格別です。

私たちの仕事は、単なるメディアプランナーにとどまりません。企業が抱える課題に正面から向き合い、社内外のさまざまな専門家と協力しながら新しい価値を生み出していく仕事です。就職活動では「自分が何者になりたいか」よりも、「どんな課題に向き合うとワクワクするか」を大切にしてみてください。変化の大きい時代だからこそ、好奇心を持って挑戦し続けられる人にとって、大きな成長機会がある仕事だと思います。

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