プレスリリース

楽天市場の運用型広告APIを先行導入 「Sales Expansionパフォーマンスチェックツール」の運用を開始

-メーカーが楽天市場上で行う広告運用のPDCA高速化に寄与-

2025.05.15

株式会社電通デジタル(本社:東京都港区 代表取締役社長執行役員:瀧本 恒 以下、電通デジタル)は、楽天市場の運用型広告「Sales Expansion※1」の「Reporting API」の先行導入を開始し、「Reporting API」を活用した「Sales Expansionパフォーマンスチェックツール」の運用を本日より開始します。

近年、楽天市場をはじめとする物販系ECプラットフォームは成長を続けており、2023年には市場規模が14兆6,760億円に達しました※2。出店企業の増加に伴い競争も激化していることから、各ECプラットフォーム内で用意されている広告枠を活用するケースが一般的となっています。

楽天市場においては、自社商品を販売している市場出店店舗を支援するためのメーカー向けの広告であるSales Expansionを提供しており、運用担当者は日々の予算管理や入札額の調整のための分析に活用しています。

電通デジタルでは、メーカーの事業拡大や売上最大化を目的として、運用型広告のSales Expansionを活用した集客施策をこれまで数多く支援してきました。このたび、楽天市場内プロモーションにおける専門性と知見を生かして、「Sales Expansionパフォーマンスチェックツール」を開発しました。

「Sales Expansionパフォーマンスチェックツール」は、楽天グループ株式会社 コマース&マーケティングカンパニーが一部のパートナー企業向けに新たに提供を開始したSales Expansionの「Reporting API」を活用し、予算進捗やROAS(広告費に対する売上額の比率)などのパフォーマンス変化を可視化する運用補助ツールです。運用担当者による日々のCSVダウンロードが不要となり、すべてのキャンペーン指標を自動で取得できるようになります。また、キャンペーン予算に対する前日までの進捗率や、目標とするKPIに対しての運用状況を可視化することで、注力すべきキャンペーンを速やかに特定し運用施策の改善を行うことが可能です。

これにより、電通デジタルの運用担当者によって行われてきた個別キャンペーンの分析作業が効率化され、従来よりも運用PDCAを高速化することで、企業の広告パフォーマンスの効果最大化に貢献します。

現在、楽天グループ株式会社 コマース&マーケティングカンパニーから提供されているSales ExpansionのReporting APIは「Campaign」に関するもののみですが、商品別のレポートである「JAN」や検索キーワードを基にした「Keywords」のレポートのAPIについても実装を計画しており、商品やキーワード単位でのパフォーマンスチェックも対応可能となる予定です。

なお当社では、他の主要ECプラットフォームの運用型広告レポートとのパフォーマンス比較が可能な統合マーケティングダッシュボードへの連携も予定しており、生成AIを活用した、運用指標の変化におけるコメントの自動生成/要約や、要因分析の自動生成機能の開発も検討しています。

今後も電通デジタルは、ECプラットフォームにおける広告の運用知見と専門性、最新テクノロジーを活用して、クライアント企業の成長を支援してまいります。


※1:「Sales Expansion」について(楽天グループ株式会社) 

以上

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