NEWSLETTER

障がいを持つ学生がアートディレクション体験

クリエイティブ分野での障がい者活躍の可能性を模索

2023.09.28

電通デジタルは、広告業に興味があるという2名の障がいのある学生をインターンとして招き、アートディレクション講座を実施しました。この取り組みは、dentsu Japanが参画している企業各社が「障がい者雇用の新しいモデル確立」を目指して結成した一般社団法人「企業アクセシビリティ・コンソーシアム(以下、ACE) 」が主催する、障がいのある大学生を対象にしたインターンシッププログラムです。

「一人一人の障がい特性を理解し、どういった部分で配慮が必要かを事前に丁寧に確認することが大事」とACE参画担当者の総務部 越沢美優は話します。それぞれの障がい特性が異なる中で、広告に関わる業務かつ参加者が仕事を体感できるインターン内容を企画する必要があったため、事前に情報をもらっていた参加者の障がい特性および必要な配慮事項に目を通し、いずれの参加者もサポートがあれば取り組むことが可能であったアートディレクションの講座を実施することにしました。

当日は dentsu Japan 担当者によるグループ全体の障がい者インクルージョンについて説明をした後、ワークショップとしてアートディレクションの基礎講習が行われました。様々な広告事例が紹介される度に学生たちは「これ知ってる!こんな仕事に関わっていてすごい!」とアートディレクションがいかに日常に溶けこんでいるかを実感している様子でした。講習後は実践として、“自分を最大限表現する名刺を作る”という課題が出されました。取り組んだ学生たちも最初は悩んだり、迷ったりしながらも、講師のサポートを受けながら最後はしっかりと個性をアピールする名刺をデザインすることができました。

インターンの実務を担当したクリエイティブ統括室の近藤ゆいは「電通デジタルでは自社のクリエイティビティを上げるために、職種問わずクリエイティブについて学べる環境もあるため、受け入れに戸惑いはなかった」と言います。

今回のインターンは、障がいの有無にかかわらずクリエイティブの分野で能力を発揮できるというポテンシャルと、今後の障がい者雇用およびさらなる活躍についての可能性が感じられたと担当の2人は話します。

このサービスに関するご質問・ご相談はこちらからお問い合わせください。

ご案内

FOR MORE INFO

資料ダウンロード

電通デジタルが提供するホワイトペーパーや調査資料をダウンロードいただけます

メールマガジン登録

電通デジタルのセミナー開催情報、最新ソリューション情報をお届けします

お問い合わせ

電通デジタルへの各種お問い合わせはこちらからどうぞ