※2023年6月時点の内容です

データアナリティクスコンサルタント

古板知波

テクノロジートランスフォーメーション第2部門 データアクティベーション事業部 第2グループ(2021年10月入社)

前職の経験を活かしながら、より大きなプロジェクトに従事したいと転職を決意

前職では約4年、独立系のインターネット広告代理店に在籍し、データ専業のコンサルタントとしてクライアント企業のデータ活用支援、ウェブサイトのコンサルティングなどに従事していました。具体的にはKPI設計を始め、ツールの導入、データ分析・統合、ツールやアクセス解析に関する研修の講師、サービス開発・拡販などです。若手にも積極的に仕事を任せてくれる会社で、忙しいながらも仕事は好きで、色々と経験を蓄積できる恵まれた環境だったと思います。

会社の雰囲気も良く、特に不満はなかったのですが、転職を考えた理由は、将来を見据え、もう少し規模感の大きい会社でキャリアアップをしたいと考えていたからです。前職では、クライアント企業が広告を契約した企業に限定されるため、もっと広範囲の企業を相手に解析業務に携わり、上流過程での戦略や改善施策の提案にも関わっていきたいという気持ちもありました。

コンサルティングファームと大手広告代理店を複数受けたうえで、2021年10月、電通デジタルへの入社を決めたのには、大きく3つの理由が挙げられます。

1つ目は、前職の経験が存分に活かせる業務ができること。ナショナルクライアントを相手に、蓄積した経験やスキルをさらに深めていけるのではという期待もありました。

2つ目は、自己成長を目指し、挑戦できる環境が整備されていること。スキルアップを支援する研修プログラムが豊富に用意されていて、他部署との業務連携の仕組みもきちんと整備されている。電通グループ内で連携した大きなプロジェクトで、広範囲かつ大規模なデータ分析など、今までやったことのない分野にチャレンジできそうな点に惹かれました。

また、留学経験があったので、語学力を活かしたグローバル企業の案件などに挑戦する機会があるのも魅力でした。

3つ目が、社風が自分に合っているのではと感じたことです。面接した当時の上長ともフランクに話ができ、社員間もフラットに会話をしていて雰囲気がいいな、と。自分の意見や思いを率直に伝えながら、キャリアを積んでいけるのではと考えたことが入社の決め手になりました。


個人を尊重しながら、助け合う風土がある魅力

現在はテクノロジートランスフォーメーション第2部門 データアクティベーション事業部 第2グループに属し、データアナリティクスコンサルタントとして業務に従事しています。

部門としてデータ基点での顧客エンゲージメント向上の実現をミッションに、データ分析・解析を中心にコンサルティング業務を行っています。

私自身の業務としては、クライアント企業のオウンドメディアやアプリにおけるKPI設計やGoogle Analytics、Adobe Analyticsなどのログ解析ツールの導入とデータ活用支援、各種ツールのレポート画面を用いたデータ分析、それに基づく改善施策の提案などを行っています。

その他、前職でも行っていた研修の講師や、Google Analytics導入に際しては無料版から有償版のGoogle Analytics 360 (以下、GA360)や次世代バージョンのGoogle Analytics 4(以下、GA4)への移行、基幹データを用いた分析、時には実装など、データ回りのサポートを幅広く手掛けています。

最近の具体的なプロジェクトでは、通信会社のデータ分析やKPI設計、レポーティング、アパレル企業の購買データの分析や戦略提案などを行いました。現在進行形では、グローバル企業の案件で、GA4移行の支援を行っています。

入社して2年弱。仕事を進めていく中で電通デジタルならではの良さや企業風土、データアナリティクスコンサルタントとして感じるやりがいは数多くあります。

声を挙げればやりたいことに挑戦できるチャンスが多く用意されていること。

例えば、今、参画しているグローバル案件は、留学経験があるとはいえ、現在の語学力ではおぼつかない部分もありますし、GA4移行も実装面での経験は多くありませんでした。
けれど、グローバル案件があったら声をかけてくださいと公言していたところ、声掛けをしてくださり、上長とも相談し、不安はありつつもチャレンジすることにしました。
やりたいことを宣言していれば、チャンスをもらえ、不安が生じたら誰かが助けてくれる。本当にいい文化だと感じています。

それと関連し、次に、個人を尊重してくれる風土が挙げられます。例えば、発言に対して否定的なことは言わない。一度受け入れてくれて、そのうえでアドバイスを提供してくれる。リアルで対面したことがない方でも、コミュニケーションツールを使ってわからないことを質問すると、リモート会議を設定して教えてくれる。個人を尊重しながら、助け合う風土があるのもいいですね。

最後に、電通グループの一員としての強みでは、広告分野なども横断したプロジェクトに関わることで、仕事の幅が広がり、結果、クライアント企業にも喜んでいただけることが挙げられます。

上流から入って幅広くデータ利活用支援に従事でき、CM放映がスタートした際のオウンドメディアへの訪問数の影響など、外部要因も加味したレポートを出せるのは電通グループならではと感じています。グループ内でプロジェクトを完結することで、クライアント企業がお持ちのデータの安全性も担保でき、分析の精度も上げることができる。結果、クライアント企業にとってのメリットにもつながっていると考えています。

チームで仕事をすることが多いので、サイト制作などでもデータ分析の視点から、改善提案をしたり、技術者とクライアント企業の間に入って言葉を翻訳しながらセッションしたりと、人を巻き込みながら、プロジェクトを推進する力は以前よりついたように感じています。


情報のキャッチアップ、知識のアップデート作業が必須

データ分析・解析分野については、世の中のニーズも高く、人気職種の1つになっています。

必要な素質でいうと、変化が激しい分野なので、情報のキャッチアップが苦でない人、知識をアップデートしていく作業を楽しいと思える人が向いているのではないでしょうか。あまり経験がない人でもどんどん新しいツールが出てくるので、人に尋ねることを厭わず、走りながら学べる人なら大丈夫だと思います。

また、分析ツールは米国を始め外国製が多いため、リファレンスがオール英語ということもあります。翻訳機能の助けを得る方法もありますが、私が参画したようなグローバルな案件もあるので、語学力は強みの1つになると思います。

働く環境としては、プライベートを尊重してくれて、ワークライフバランスを自分で組み立てていけるので、自由度高く働きたい人にはベストではないでしょうか。

私もリモートワークを中心に、データの分析・解析作業は集中してやることが多いので、大きなプロジェクトが終わったら、中長期の休暇を取るなどフレキシブルに働いています。家では、家事をしながら会社が提供している動画ラーニングでビジネススキルを動画で学ぶなど、福利厚生制度も十二分に活用しています。

今後のキャリアの展望としては、現在、メインで従事しているアクセス解析の領域に加え、購買分析やオンライン・オフライン統合の分析、カスタマーサクセスに関する分析にも挑戦したいですね。また、マーケティングや戦略・施策提案のキャリアも積み、コンサルタントとして上流過程からプロジェクトに関わり、提案・推進できる力をつけたいと考えています。

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