プロダクトごとに最適な手法で,自社開発を推進する

※2021年9月時点の内容です

ソフトウェアエンジニア

平沼雄大

事業戦略室 開発部(2020年4月入社)

エンジニアとしてスキルアップできる環境を探し、30歳で転職

前職では、グループ企業向けの基幹システムの開発を行っていました。主にサーバーやネットワークの構築ですが、業界トレンド的なクラウド導入は行っておらず、自社内設置のシステムがほとんどで、開発手法も手順を1つずつ確認しながら工程を進めていく伝統的なウォーターフォール型でした。また、アプリケーション開発に関しても、ほとんど協力会社に委託している状態でした。ここ数年で少しずつスクラム開発や内製化も始まり、私自身も開発に携わることがありましたが、全体的に手探り状態であったため、このままではスキルアップは難しいと感じていました。

30歳になり、今後のキャリアを考え始めたときに、エンジニアとしてさらにスキルアップできる環境で働きたいと思うようになりました。このままマネジメント職に就くのではなく、1つの開発手法に固執することなく、プロダクトごとに最適な手法でアプリケーション開発を行う現場で仕事がしたかったのです。
具体的には、スキルとして持っているGo言語(Googleで開発されたプログラミング言語)を扱える会社ということと、エンジニア職での求人というフィルタで探したところ、電通デジタルに出あいました。

電通デジタルでは開発部の基盤チームに所属し、デジタル広告を扱う部門が持っている広告主のデータやキャンペーン情報などを1つに集め、社内で使っているツールで共通して使えるようにするAPIの開発などを行っています。注意が必要なのは、特定のツールに特化せず、できるだけ汎用的に使えるようにすることです。今、基盤で提供しているものを新しく切り替える案件に取り組んでいますが、基盤が提供しているものと、ツールで利用しているデータとの差異の調整を慎重に進めています。大変なところもありますが、リリースした後に社内の利用者が使ってくれていることがわかると、がんばって良かったと感じます。
志望時に望んだ「これまでのスキルを活かしながらエンジニアとしてスキルアップすること」が叶えられて、満足しています。この1年で、バグが起きにくいコードの書き方やテストしやすいコードをいかに書くかなどのスキルだけなく、広告に関する知識も身につけることができました。


当初戸惑ったリモートワーク、今はリモート前には戻れない!?

私が入社したのは2020年4月。入っていきなりリモートワーク環境になり、最初は戸惑いました。Slackなどのコミュニケーションツールで簡単な質問をすることにも気が引けている状態でした。でも悩んでいても時間がもったいないと思い、わからないことはどんどん質問していくと、社内の誰かから必ず適切な答えが返ってきました。自分の考えていることをテキストで起こすと考えが整理できますし、答えもテキストで返ってくるので、理解が深まります。今ではリモートワークならではの利点を活かして、効率的に仕事をすることができています。

基本的に自宅で作業していますが、妻が帰ってくる6時半までには仕事に区切りをつけられるようにして、ワークとライフのバランスを取っています。入社直後はリモートに不安がありましたが、今ではむしろリモートワーク前には戻れないと思うほどです。


エンジニアとして一緒に成長していく仲間と働きたい

定期的に行っている上司との1on1や、週次の部のミーティングでは、自身の希望を話せる場があります。「これがやりたい」ということを明確にもっているエンジニアは、ぜひ電通デジタルの開発部に入ってきてほしいです。その人の力になりたいと思いますし、それによって私自身のスキルアップも図ることができたらと考えています。

 

それから新しい技術に対してアンテナが高い方、かつそれを共有して、一緒に成長していける方とも、ぜひ一緒に仕事をしたいです。Slackの部のチャンネルでは、業務報告以外にも「こういう新しい技術が出たよ」といったメンバーからの投稿があります。部会でも「こういう箇所がわからずに悩んでいる」といったことを相談できる時間があるので、エンジニアとして知識を身につける上でも良い環境だと思います。インプットしたものをアウトプットすることも定着していて「自分の業務内容についてや、自分が作ったもので、苦労や工夫した点」を発表し、共有する場が設けられています。

現在は、転職するのが当たり前の時代になりました。30代は、新たに始められる、いろいろなことにチャレンジできる年代だと思います。挑戦する姿勢を受け入れてくれる土壌が電通デジタルにはありますし、意欲があれば、一緒に伸びていけると思います。私も30歳で転職して入社しましたが、知識と経験豊富なメンバーが集う部で、日々切磋琢磨しながら成長しています。

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