本質はどこかを探りグローバル案件ならではの課題に挑む

※2021年7月時点の内容です

コンサルタント

佐藤周平

エクスペリエンス部門 オウンドメディアプランニング事業部(2020年10月入社)

英語でマーケティングツールの導入・分析を行えるエキスパートに

サンフランシスコへの留学経験があったので、前々職では外資系のWeb制作会社で外国語を使うプロジェクトを任されていました。大手エレクトロニクスメーカーのデジタルマーケティング部門に出向し、グローバルサイトの運用やマーケティングツールの導入を行っていました。
その後、インバウンドの観光サイトの多言語化やWeb分析を行う日本のWeb制作会社に転職しましたが、コロナ禍に打撃を受け、あらためてグローバルな環境で働こうと思い始めたとき、電通デジタルを知りました。

入社後は、オウンドメディア関連のグローバル展開を実現する部署で英語を使って仕事をしています。前職では、Webメディアを分析し、コンテンツの最適化を行っていましたが、現在ではCRM(顧客管理)ツールやMA(マーケティングオートメーション)ツールなど、潜在顧客を育てていくツールを導入し、Webサイト内というよりも外に重きをおく領域になりました。

たとえば、新規流入のユーザーがWebサイトのどのページに訪問しているかを分析し、それに対するページの改善を行うというのではなく、一度メールを送ったユーザーをどうやってロイヤル顧客に育てていくかといった、リードマネジメントを行っています。前職とは違う新しい分野でいろいろ学ぶことは多いですが、このノウハウを身につければ自分にとってもかなり強い力になると考えて、積極的に知識を吸収しています。社内で「英語+マーケティングツールの導入・分析」の案件を担える人は少ないと思われるので、この分野でエキスパートになりたいと思っています。


心がけているのは「本質はどこか?」と考えること

ユーザーがサービスを利用する体験を表した「カスタマージャーニー」を使って始点と終点をデザインし、ツールの導入などを含めてご提案しているのが、私の所属しているオウンドメディアプランニング事業部です。なかでも私の所属するグループは、英語を使ってパートナー企業と一緒にプロジェクトを進めています。

たとえば、中南米の国のクライアントへのツール導入プロジェクトをパートナー企業と一緒に動かしたり、日本企業がグローバル展開している商品サイト(多言語対応)のSEOに取り組んだりしています。

グローバル案件では、言葉の違いだけでなく商習慣の違いが課題になることがあります。パートナー企業といっても、日本の進め方と全く違う動き方をしている場合があるのです。

たとえば、日本では当然あるべきと考えているプロジェクト開始時の資料が、先方では用意していないことがありました。そんなときに心がけているのは、「問題の本質はどこか? なぜ先方はそうしたのか?」を考えることです。違いがあるのは当たり前。どこで妥協点を見出すことができるのか、そこを探ります。とにかくこちらの指示通りに行ってほしい、と言うのでは相手は動いてくれませんし、クライアントにも説明が必要になる場合もあります。苦労はしますが、課題がクリアになって、スムーズに進行したときには、やりがいを感じます。各種ツールの知識の習得はもちろん、パートナー企業と一緒にプロジェクトを円滑に進行するためのコミュニケーション力をつけることが目下の目標です。


リモートワークで働く時間をフレキシブルに調整し、ワークライフバランスをはかる

また、グローバル案件でよく課題になるのは、時差です。ミーティングが早朝6時や夜遅い23時になることもありますので、働く時間をフレキシブルに調整できるリモートワークができて本当に良かったと思います。我が家には2人の子どもがいて、1人はまだ生まれたばかりなのですが、面倒を見る時間を取ることもできました。自宅近くに会社が契約しているシェアオフィスがあるので、ときにはそちらに行って仕事をすることもあります。

入社前は、「電通」という社名を冠している電通デジタルに対して、尻込みする気持ちがありました。それでも入ってみたら、ダイバーシティを本当に尊重していて、上長との関係もフラットで自由に話せ、大企業の硬直性がありませんでした。「こんなことを質問したら恥ずかしいだろうか」と思うようなことも、「積極的に聞いてください」といった雰囲気なので、リモートワークでもちょっとした疑問をすぐに解決することができています。

私は今、前職で培った経験を活かしながら、新しい分野の知識やスキルを身につけています。電通デジタルでは、積極性と伸ばしたい分野が明確であれば、どこまでも成長し続けることができるのではないかと感じています。「これがやりたい」というものがあれば、自由にできる環境があるので、ぜひ手を挙げて来てもらいたいですね。

※:22時~5時は原則勤務禁止だが、業務上必要と認められた場合は事前申請により可能

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