グループ企業の専門スキルを駆使して,ベストソリューションを提案する

※2021年6月時点の内容です

コンサルタント

辻麻衣子

コマース部門 コマースプロデュース事業部(2020年入社)

幅広いソリューションを提供するため、ECプラットフォーマーから転職

以前は国内最大級のECプラットフォーマーで、各店舗のビジネスを組み立てて売上アップを図るサポートをしていました。その後、日本だけでなく世界を視野に入れたいと、越境ECのプラットフォーマーに転職。各ブランドのビジネス活性化のためのECコンサルティングを行っていました。どちらの会社でも、ECに初めて参入されるクライアントが多く、売上を上げるお手伝いにやりがいを感じていましたが、売り場の提供だけではできることが限られてしまう、もっと幅広く施策を打つためのお手伝いをしたいと思うようになりました。

インターネットでモノを売るビジネスでは、情報をどのように発信して商品の良さを伝えるかというコミュニケーションが大切になります。選択できる手段を広げて、クライアントへ、より自由にベストソリューションを提供したいと考えた時、電通グループというしっかりとした基盤がある電通デジタルであれば、それが可能だと考えました。


さまざまな専門家が集まるプロジェクトでスキルを磨く

現在は、これまでの経験を活かしたEC戦略を中心に、クライアント企業が抱える課題に応じ、インターネットに関わるさまざまな領域のコンサルティングを行っています。たとえば、あるクライアント企業は多くのテレビCMを打ち、メイン事業で成功されていますが、メイン商品の裏に隠れたスキンケアなどの商品で新たな市場の開拓と売上アップを考えていらっしゃいました。さっそく、データ解析などを行ってECでの取組み強化を行った結果、私たちが携わった領域の売上を約2倍にすることができました。しかし、ここで終わりではありませんでした。

取組みを評価していただいて、ECだけでなく、リアル店舗も含めた幅広い提案ができるようになったのです。「手段は問わないので、どんどん提案してほしい」というクライアントのご要望に応えるため、電通グループの幅広いソリューションを活かそうと、グループを横断したチームを結成。そのプロジェクトチームの中で、私は引き続きインターネット販売での売上最大化提案を担うことになりました。

まさに私のやりたかった、手段を選ばずお客さまの目的を達成するためのベストな方法を、制限なく提案できる仕事に関われるようになりました。そして、電通グループにはリアル店舗の後押しをする会社、データ解析を得意とする会社などさまざまな専門の組織があり、それぞれ連携すれば、できない施策はないのではないかと思います。

また、このように多数のプロジェクトを通じ、多様な専門家が集まるチームの中で、日々いろいろなことを学べています。今まではモノを売り、売上を上げることを中心に経験を積んできましたので、ブランディングやマーケティングは、あくまで売上や利益の先にあるものとして捉えていました。電通デジタルに入り、さまざまなプロジェクトで各領域のプロフェッショナルと一緒に働いたことで、これまでの経験にはなかった領域についても知識が深まったと、手応えを感じています。


リアル/デジタルに関わらず、お客さま理解を深めて提案したい

私が電通デジタルに入社したのは2020年1月で、まさに新型コロナウイルスの感染が日本で広がる直前でした。コロナ禍の今だからこそ、デジタルという手段をもっている電通デジタルが、新しいソリューションを提供する責任を果たさなくてはいけないと感じています。

実際に、新しい生活スタイルによってこれまでのビジネスに大きな影響が出ているクライアントが多数あります。しかし、すべてのクライアントが、DX(デジタルトランスフォーメーション)の準備が万全だったわけではありません。私たちの役割は、電通グループがこれまで関わってきた多数のクライアントが大切にしてきたものを、最適な形で世の中に発信できるように、DXをお手伝いしていくことではないかと思いますし、そのためにはクライアントの文化や歴史、思いへの理解が不可欠だと感じています。

そして、やがてコロナが収束した時、リアルのビジネス活動について、新しい価値を創造していくフェーズがやってくると思っています。そのためにデジタル/リアルに関わらず、お客さまを本質的に理解した、より良い提案ができるように準備していきたいと考えているところです。この一連の流れについて、長年、信頼関係を持ってクライアントのビジネスを理解しお手伝いしてきた電通グループだからこそ、できることがたくさんあるのではないでしょうか。


変化への対応が早く、チャンスも多い

働き方の面でも、現在の環境にとても満足しています。入社時から、上司には「ライフステージの変化があったとしても、今の仕事を続けたい」と伝えています。産休や育休といった女性が働きやすい制度があることはもちろん、時間の使い方を個人の裁量に任せてもらえるなど、入社前に考えていた以上に動きやすい環境が用意されていて、少し驚きました。というのも、電通は歴史のある会社なので、グループの中核である電通デジタルも変化への対応は遅いだろうと思っていたからです。

コロナの感染拡大が広がりを見せていた2020年2月末には、全社員リモートワークが決まり、在宅でも出社と変わらず快適に働けるよう、さまざまな準備が行われました。その対策の早さから、経営層が社会や社員の状況を見て、責任を最大限果たそうとしていることがわかりました。制度や働き方に関しても、社員の声を聞きながら、迅速かつ合理的に判断を行い環境を整えるとともに、経営層としての考え方や社員に対するメッセージを発信しています。そのような経営層の姿勢に応えるために、今以上の働きをしたいと思いますし、そうした思いが日々モチベーション高く働けることにつながっています。

また、社員の約4割が中途社員であることも、電通デジタルがいい意味で「電通らしくない」会社である要因なのかなと思います。過半数の人が電通以外の出身で、さらにデジタル業界からの転職者が多いため、風通しが良く、とても合理的で、意思決定もスムーズです。
電通デジタルは、2016年に設立された若い会社ということもあり、まだ組織のスタイルや制度がすべて固まっているわけではありません。特に、社員一人ひとりのキャリアに関しては、今後、より柔軟に新しい制度を作り、ダイバーシティの考え方に対応していくのではないかと思っています。

例えば、現在はまだ、女性の管理職は他のIT企業と比較すると、少々例が少ないかもしれません。しかし、会社として年齢や性別に関係なく、キャリアを積んでいきたい人にはチャンスが与えられる環境を作ろうという熱意と姿勢を感じます。今後、電通グループという基盤を活用して幅広い仕事がしたい方、プロフェッショナルな人材とさまざまなプロジェクトを経験することでクライアントの実績に貢献してみたいというチャレンジ精神のある方には、年齢や性別を問わず、入社を目指していただきたいと思います。

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