※2021年時点の内容です

データデザイナー

打田慎

データ/テクノロジーソリューション部門 データマネジメント事業部(2019年入社)

WebコーダーからBIツールのスペシャリストへ

DX推進が叫ばれる中、自社のビッグデータを活用して経営に役立てる企業が増えています。スピーディかつ精度の高いビッグデータ分析を行うには、BI(ビジネスインテリジェンス)ツールの活用が欠かせません。私はこのBIツールを用いて、クライアントが持つデータを可視化する仕事をしています。

新卒で大手デジタルマーケティングサービスの会社に入社し、約4年間WebコーダーとしてWebサイト運営を行っていました。クライアントに常駐していた頃にBIツールの存在を知り、データを利活用したツールの先見性に興味を持つようになりました。BIツールを使った業務に従事する中で、データを可視化する分野の専門性をもっと高めていきたいと思い、転職を決意。電通デジタルでは、BIツール選定と導入に関わる作業をトータルでサポートし、導入後の活用支援も行っているということを知り、この会社でなら自分の武器を活かせると思い入社しました。

前職では、BIツールを使用できるのは私しかおらず希少な存在だったため、それが自分の強みであるという自負がありました。しかし、驚いたことに電通デジタルでは部署内の多くの人がBIツールを使っていたのです。社内に可視化専門の職種があることも驚きでしたが、すでにBIツールがスタンダードになっていることにも大きな刺激を受けました。


BIツールを用いて、データの可視化を行う

現在はデジタル広告の出稿実績やWeb行動履歴の可視化をメインに、Tableau・Datorama・Google データポータル・Lookerなど各種BIツールを使用して、ダッシュボードの構築・運用を行っています。

データデザイナーの仕事は、まずクライアントの課題をヒアリングすることから始まります。交通系のクライアントのプロジェクトでは、自社会員サイト内にどれだけアクティブな会員がいるのか、会員のサービス利用回数や利用金額を分析して可視化したいというご要望がありました。

それに対して、まずWebサイトの現状や課題をヒアリングし、保有するデータ状況を把握。可視化したい情報を決定した後、データを収集・集約して分析できるように整えます。その後、BIツールとデータを接続し、クライアントと事前にすり合わせした画面イメージに沿って、ダッシュボードを構築します。要件定義から実際に手を動かしてサービスを構築するのですが、このように全工程に携わることできるのがデータデザイナーの仕事の面白みだと感じています。


オフラインデータの可視化にも挑戦したい

前職でもBIツールを使っていましたが、電通デジタルに入社してからは、更にダッシュボードの構築だけでなく、その後の利活用にも目を向けられるようになりました。クライアントのヒアリングに基づいた要件定義や、要件に応じたダッシュボードの設計、実際にBIツールに落とし込んでいくまでをすべて任されていることは、やりがいに繋がっています。

今はデジタル広告の可視化に関する案件を多く扱っていますが、今後は実店舗の購買データや位置情報データといった、オフライン上の行動データの可視化にも挑戦していきたいです。

国内外で事業を展開している電通グループの一員であり、デジタルの専門家集団である電通デジタルならそれが可能だと思いますし、オンラインとオフライン両方のマーケティングデータを活用した分析や可視化は、今後さらに重要性が増していくと思います。

数字の羅列でしかないものをグラフ化することで特徴が明確になったり、よりわかりやすく情報を表現できる点が、データ可視化の面白さだと思っています。BIツールを使ってデータを可視化するデータデザイナーという職種は、まだ知名度が高いとは言えませんが、今後はその重要性が認知され、注目されていくでしょう。
データが持つ意味を理解し、グラフ化して情報を可視化することが好きな人や、新しいツールや技術を使ってクライアントの課題解決に貢献したい人は、ぜひ電通デジタルでデータデザイナーに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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