溝口詩織
コマース&プロモーション部門 チャネルコンサルティング部 (2023年5月中途入社)
インタビュー
※2025年1月時点の内容です
徹底したクライアントファーストの姿勢に共感し転職を決意
大学時代は情報理工学部でプログラミングを学び、研究では覚えたての画像認識や自然言語処理の知識を生かして、当時、流行りだしたInstagramの趣味嗜好の似ているユーザーを探すことができるシステムなどを自分でコードを書き、作成していました。
将来は絶対にシステムエンジニア(SE)になるという志をもっていましたが、就職活動をする中で、縁あってデジタルマーケティング事業やEC事業を展開する企業に入社しました。
入社早々、発足したばかりのECモールの運用支援を手掛ける部署に配属となり、大手ECモールにて取引をしている企業の売上拡大に向けたコンサルティングを担当することになりました。新規部署だったので、案件獲得を第一のミッションに提案書を作成してはクライアント企業へ提案し、コンサルティング、実行までを担うという一連の業務に忙殺される日々でした。
がむしゃらに目の前の仕事に挑む中、社会人3年目に入って、ふと自分が今後、進んでいきたい方向性は何なのか。目指しているのは何なのか。立ち止まって考えるようになったのが、転職を考えるきっかけとなりました。
案件獲得ばかりに先走ってしまっていて、自分はきちんとクライアント企業に向き合ってきただろうか。もっとスキルを磨いて、クライアント企業の課題にコミットして支援をしていきたい。ならばAmazonでの企業支援において、国内トップレベルの実績を持つ電通デジタルで働きたいと考え、面接を受けることになりました。
面接では、実際に上司となる面接官に会社やチームの雰囲気について話を聞き、会社としての視点がクライアント企業にしっかり向けられ、そのミッションの下、社内連携もしっかり行われていることにも強く共感し、ここなら自分が思い描いていた働き方ができると確信しました。
入社してからもポジティブなギャップが大きかったです。上司と一緒にクライアント企業を訪問しても、上司自らが前のめりでクライアント企業の担当者に向き合い、「こうやっていきましょう」と同じ目線で現場に入ってくる。さらに上司を中心に、メンバー間、部門間で連携しながらサービスを提供している。クライアントファーストの徹底した姿勢に驚きを感じたことを今も覚えています。
ゴールのない運用広告において無限に成果を目指していく
現在、コマース&プロモーション部門 チャネルコンサルティング部でAmazon ECコンサルタントとして、Amazonに出店しているクライアント企業の売上最大化に向けた戦略策定、広告のコンサルティング、施策実践などの業務全般を担っています。
実際には日用消費材やビューティ商材などを扱うメーカーを担当し、フロント業務から広告施策の提案、運用、改善、定例の報告ミーティングからキャンペーンの企画など、忙しくもやりがいのある日々を送っています。
常にさまざまな施策、キャンペーンが同時進行している状況で、しかも広告運用にはゴールがありません。ミッションに掲げる売上最大化を無限に目指していくというのが、この仕事の大変さでもありますが、醍醐味にもつながっています。
例えば、Amazonで標準的な商品より単価が高く、値下げが難しいようなブランドにおいて、いかにユーザーを獲得していくか。
一度、ご提案したのがブランドで初めて手に取りやすい商品を見定め、広告強化を行うと同時にクロスセルやアップセルを狙っていく施策でした。目の前のユーザー獲得や売上増大よりも長期視点でLTV(顧客生涯価値)向上を実現していく戦略内容をご提案し、クライアント企業の担当者に喜んでいただいた時には、うれしかったですね。
無論、答えは一つではなく、常にあるべき施策の姿は変わります。ブランドやクライアント企業が大事にしている世界観を大事にしつつ、データを踏まえたベストなプランニング・コンサルティングに注力しています。
多くの案件・データに接することで仮説検証力がアップ
電通デジタルで働く上での特徴的なことや強みとしては、先に挙げた徹底したクライアントファーストの姿勢に加え、大きく3つが挙げられます。
1つ目が、新たな施策を展開するうえで、クリエイティブやその他部門間での連携の強さです。電通デジタルだけでなく、電通グループを挙げて豊富なアセットを擁し、Amazonにおける売上拡大のための戦略立案、コンサルティング、広告プランニング、運用、制作まで、ワンストップで提供できるのは大きな強みだと思います。
2つ目にチームを大事にしながらも、妥協なく意見を交わし、ベストを尽くすポジティブな社風が挙げられます。社員一人ひとりが自分ならではの信念や考えを持ち、会社として向かうべき方向性は共有したうえで、クライアント企業にいかにコミットしていくか。妥協することなく話し合い、「じゃあ、これが一番いいよね」とベストな道を皆で模索し、決定していく。このような風土は、働く社員にとっても、もちろんクライアント企業にとってもベストな道を模索していくうえで有効に働いていると思います。
3つ目として、入社の年次に関係なく、さまざまな案件にアサインしてもらえることです。この仕事で大事なことの一つに、いかに仮説を立て、アクションを立案していくかが挙げられます。そのためには多くの案件、データ、パターンに相対し、知識・知見を積み重ねていくかが重要で、電通デジタルでは規模の大きい案件に多く携わるチャンスをもらうことで、トライアンドエラーを重ねてきたことが、自分のスキルアップにつながっていると感じています。
私自身、以前はあまり自信を持てないタイプでしたが、他人の成果を自分のことのように喜んでくれる仲間と一緒に働くことで、自然と成長実感を得られるようになったように思います。人生の転機になったと言っても大げさではないですね。
また、前職でも同じようなEC活用支援に従事していましたが、電通デジタルは国内ではまだ10社前後しか認定されていない「Amazon Ads Advanced Partner」の認定を受けています。Amazon社との距離感も近く、最新の情報にもキャッチアップし、クライアント企業の提案に反映できることも大きなメリットになっています。
「広告が好き」という思いを胸に仕事にまい進
入社して2年弱。スキルをまだまだ積んでいかねばならない状況下にあって、まずはどっぷりと広告の世界に没頭することで、「やっぱり広告が好きなんだ」という気づきを得たことは、私にとって前に進む大きな力となっています。
事業環境も変われば、クライアント企業のブランドも成長していき、ユーザーのトレンドも刻々と変容していきます。こうしたゴールも正解もない中でさまざまな施策に挑戦し、試行錯誤を繰り返し、ベストを追求していけるこの仕事は探求好きな自分の性格にも合っているように感じています。
今後の課題としては、私自身がロールモデルとしている先輩社員がいるのですが、その先輩のようにもっとコミュニケーション力を身につけていきたいです。案件全体を統括し、リードしていくような立場になれればという展望も描いています。
今後、Eコマースの世界自体はどんどん進化し、オンラインでの企業とユーザーとのコミュニケーションの場もアップデートしながら、拡大していくでしょう。ECコンサルタントのような仕事のニーズも増える中、この分野でスキルを磨いていくならば、電通デジタルはベストな選択肢と言ってもいいのではないでしょうか。Eコマースの世界をとことん探求していきたい、もっと成長したいという方、ぜひ一緒に切磋琢磨していきましょう。
電通デジタル 採用情報
ご案内
FOR MORE INFO