2016.07.30
第5回 デジタルマーケティング業界はこれからどうなる?
デジタルマーケティング業界を知ろう
就職活動でデジタルマーケティングという言葉に初めて出会った人に向けて、業界の概観について紹介する本連載。最終回は、第1回から第4回の内容を振り返りながら「これからのデジタルマーケティング」について紹介していきます。
「デジタル」が私たちの日常と、企業のあらゆる業務に進出する
マーケティングは「消費者が商品を購入するまでに、企業が行う取り組みや働きかけ」のことです。これまでの回では、このマーケティングの根幹がデジタル化していることをお伝えしてきました。
この背景には、スマートフォンなどデジタルデバイスの爆発的な普及があります。デバイスの普及は、買い物やコミュニケーションに代表される生活の利便性をもたらし、そして同時に大量のデータが蓄積されるようにました。
私たちは日々大量のデータを受け取り、そして発信しています。今日ではこのデータがマーケティングを行う際の重要な材料や目標となりました。そのため、マーケティングそのものがデジタルマーケティングと切っても切れない関係になりつつあるのです。
同時に、デジタルデータ活用の波はマーケティングにとどまらず、企業におけるほかの業務とも融合し始めています。
業務の効率化から人材の採用、さらには商品開発まで、企業活動を占める多くの業務でデータが活用されているのです。
このように企業になくてはならないものとなったデジタルテクノロジー。マーケティング分野をはじめとして「デジタルで企業を進化させる仕事」は今後ますます増えていくでしょう。
就活で人気のコンサル業界もライバル?
このように、企業活動の未来を担うといっても過言ではないデジタルマーケティング業界ですが、電通デジタルを含めてどのような企業が切磋琢磨しているのでしょうか。実は、デジタルマーケティングを仕事にしている企業は、複数の業界にまたがっています。
これまでの連載で紹介してきた通り、デジタルマーケティングは宣伝・販売促進などだけでなく、営業や情報システムまで、非常に広い領域が関わります。
第3回 サービスのデジタル化
第4回 マーケティングプロセスのデジタル化
広告会社にはじまり、業務システムを扱うIT企業、ウェブ制作会社、そして就職の難関とされるコンサルティング会社まで。それぞれの業界が、それぞれの強みを軸足にして、デジタルマーケティングに関連したサービスを提供しています。
その中で私たち電通デジタルは、広告業界で国内トップのシェアを誇る電通やグループ企業とのシナジーにより、クリエーティビティーに軸足を置いていることが強みです。
システム開発や経営コンサルティングなど、いわゆる"裏側"や"上流"が重要なことはもちろんですが、最終的には消費者の接点になるwebサイトやテレビCM、ポスターなどあらゆる制作物は創造性が求められる領域です。リサーチや戦略設計にとどまらず、映像制作やイベント企画・運営、コピーライティングなど、クリエーティブでの実績やノウハウを蓄えています。
これからのデジタルマーケティング
このように、デジタルマーケティングは業界の垣根を超えて発展している分野で、今後も多くの企業が参入しながら拡大する業界の1つです。
また、テクノロジーを利用する消費者や企業の立場から見ても、これから先の社会では、デジタルやテクノロジーがますます存在価値を増し、生活や企業活動になくてはならないものとなるでしょう。
最後に、電通デジタルはテクノロジーの専門部隊として電通グループの経営戦略の中核を担っていく組織として位置付けられています。これまで1世紀以上にわたって広告業界で培ってきたクリエーティビティーに加えて、デジタルというアプローチで企業と生活者の未来を創造していくのが私たちの仕事です。この記事を読んで、デジタルマーケティング業界にピントきた方は、是非一度電通デジタルの門をたたいてみてください。
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