調査方法 | スマホアプリ分析プラットフォーム「App Ape」のモニターユーザーのアプリ利用ログから推計 |
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調査対象アプリ | App Apeでの調査にて一定以上の月間利用者数を持つ、VOD機能を有する28アプリを対象 |
サンプル数 | 約3万 |
調査対象期間 | 2017年2月~2018年1月、2018年6月 |
2018.07.10
株式会社電通デジタル(本社:東京都港区、代表取締役CEO:山口 修治)は、モバイル向けのアプリ分析を得意とするフラー株式会社(本社:千葉県柏市、代表取締役:渋谷 修太、櫻井 裕基、以下「フラー」)と共同で、モバイル・アプリ市場の中でも今後成長が期待されるVOD(ビデオ・オン・デマンド)アプリ市場に注目し、3万モニター※を対象とした調査を実施しました。調査レポートより、一部調査結果を発表します。
※調査対象、データ元については<調査概要>をご参照ください。
<調査の背景・目的>
近年、モバイル向けアプリにおいて、利用者は増加しており普及率が拡大しています。成長するモバイル・アプリ市場において企業のビジネスニーズも高まっていることから、顧客企業に向けモバイル・アプリマーケティングを提供する電通デジタルと、モバイル・アプリの分析を得意とし、自社で独自のアプリ分析プラットフォーム「App Ape(アップエイプ)」を保有するフラーと共同で、アプリの利用に関する実態調査を実施しました。今回は第一弾として、近年特に利用が拡大し注目度も高まっているVODアプリ市場の調査レポートを発表します。
<主な調査結果>
①VODアプリ利用ユーザーは1年間で3割増の17%、休眠ユーザーは2倍
調査結果によると、VODアプリの利用率はこの1年で13%から17%へと約1.3倍に伸びた一方、VODアプリをスマートフォンの中に入れているが1ヶ月に一度も起動していない潜在層にあたる「休眠ユーザー」はVODアプリ利用者の約2倍に上ることが分かりました。
② VODアプリ利用ユーザーはニュースアプリとSNSアプリの利用率が高い
VODアプリ所持ユーザーがもっともよく使うニュースアプリは「Yahoo!Japan」で31%が利用。SNSは「Twitter」がもっとも多く、34.7%が利用していることが分かりました。
③VODアプリ利用ユーザーはゲーム・コミックアプリの利用率が低い
VODアプリ所持ユーザーがもっともよく使うゲームアプリは「LINE:ディズニーツムツム」で12.7%が利用。コミックアプリは「LINEマンガ」がもっとも多く3.9%が利用していることが分かりました。ただ、ニュースやSNSなど他のカテゴリに比べ利用率が低い傾向にあることも明らかになりました。
④VODアプリの利用が高まるのは帰宅時間帯とベッドタイム
VODの利用は午前7時、正午、午後6時、午後10時にピークを迎えることが分かりました。特に夕方と夜の利用率が高く、帰宅時やベッドタイムに視聴する傾向が強いことが明らかになりました。
⑤国内VODアプリの利用トップ3は「Amazonプライム・ビデオ」「TVer」「GYAO!」
国内VODアプリの利用トップ3(2018年1月時点)は「Amazonプライム・ビデオ」「TVer」「GYAO!」で、費用負担が比較的少ないサービスが上位を占めていることが分かりました。
なお、本調査は一部となりますが、全調査結果レポートを提供しています。レポートでは市場全体の動向に加え、VODアプリの中で圧倒的な強さを示した個別アプリの詳細や、主要VODアプリの性年代別比率などを紹介しています。レポートは下記の特設ページから無料でダウンロードが可能です。
特設ページURL: https://lab.appa.pe/get-vod-app-report
今後、電通デジタルとフラーは、今回の調査を皮切りに、モバイル・アプリのビッグデータを駆使した分野別の市場トレンドを共同で調査していきます。デジタルマーケティングの全領域に対して強みを持つ電通デジタルと、App Apeを保有するフラーの強みを活かし、分野別の市場トレンドを浮き彫りにしていきます。
<調査概要>
<フラーの会社概要>
会社名 | フラー株式会社 |
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本社所在地 | 〒277-0871 千葉県柏市若柴178番地4 柏の葉キャンパス148街区2 KOIL |
代表者 | 代表取締役 渋谷 修太、櫻井 裕基 |
設立 | 2011年11月 |
事業内容 | スマートフォンアプリ分析支援事業、スマートフォンアプリ開発支援事業 |
URL | https://fuller-inc.com |
以上
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