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Project introduction

プロジェクト紹介

ユニ・チャーム様

PROJECT MISSION

ベビーケア用品などを取り扱うユニ・チャーム様の
「MamyPoko」ブランドの
グローバルサイト制作・運用サポートを
実施しました。
同ブランドのグローバルサイトは、
東アジア・東南アジア、中東、ブラジルといった
エマージングマーケット(新興国市場)への
展開が特徴的で、
英語以外の言語やローカル文字を
使用するケースも多く、
通常のWebサイト制作のノウハウに加えて
各国の文化風習に合わせた
細かなディレクションが求められました。

プロジェクト内容

前回のリニューアルでは、各国ごとに実施されていた色彩設計を統一するなど
ブランディング施策が中心でしたが、
今回のリニューアルではデジタルマーケティング基盤の整備に力を入れ、
インタラクティブなサイトにすることを達成しました。
また、訪問者のターゲティング機能を強化したほか、
各国のオンラインショップへの誘導やSNS連携も増強されています。

・MamyPokoブランド グローバルサイトの
画面設計、デザイン、ページ制作

・クライアントや電通グループの現地法人などへの
ヒアリングに基づいたローカライズの実施

・CMS(サイト制作ツール)を用いた
デジタルマーケティング基盤の整備

  • エマージングマーケットに最適化したブランドサイトリニューアル
  • デジタルマーケティング基盤による顧客ターゲティング機能強化
  • 各国ごとの主要SNSやECサイトとの連携
伊関淑恵
リレーションシップマーケティング部門
リレーションシップマーケティング第1事業部
コンサルティング第2グループ
グループマネージャー
吉原一江
データ/テクノロジー部門
プラットフォーム事業部
ソリューション第2グループ
藤澤真之
リレーションシップマーケティング部門
リレーションシップマーケティング第1事業部
コンサルティング第4グループ
鈴木萌里
データ/テクノロジー部門
プロセスイノベーション事業部
マネジメント第1グループ

11カ国の特性に合わせた
MamyPokoグローバルサイトの
リニューアル

クライアント:ユニ・チャーム様
プロジェクト名:MamyPokoグローバルサイト
リニューアルプロジェクト

言語や文化の
  壁を乗り越えて

まず、プロジェクトに関わられた皆さんの自己紹介と
プロジェクトチームでの役割についてご説明ください。

伊関

リレーションシップマーケティング部門でマネージャーを担当しています。今回のユニ・チャーム様のプロジェクトでは、全体の統括をしています。

吉原

この案件ではメインディレクターとして、制作ディレクション全般、クライアントとのやりとりなどの調整業務を担当しました。また、使用しているCMSの仕様に関する開発担当者への確認や調整なども行なっています。これらに付随するさまざまな資料作成は鈴木さんに担当してもらいました。

鈴木

今年の5月からプロジェクトに参加し、クライアントや現地法人とのやりとりに必要な資料作成や、制作パートナーとのやりとりなどに携わりました。デジタルマーケティングの仕事に就いて3年目で、現在はデータ/テクノロジー部門に所属していますが、まさか自分がアラビア語のサイトを作ることになるとは夢にも思っていませんでした。刺激的なプロジェクトで楽しんで関わるとができました。

藤澤

私は伊関さんと同じ部門で所属するグループが違うのですが、英語でのコミュニケーションが必要となるグローバルな案件のため、今年からこちらのプロジェクトに加わり、現地法人との英語によるやりとりと資料の英文チェックなどを担当させていただきました。

グローバルサイトのリニューアル案件とのことですが、
どのような経緯で始まったのでしょうか。

伊関

2013年からユニ・チャーム様のブランドサイトのサポートに関わっており、その時は標準化がされていない各国のサイトを統一した仕様にするというのが大きなミッションでした。2016年11月から開始した今回のリニューアルでは、ユニ・チャーム様が展開されている海外マーケット、特にタイやインドネシアといった東南アジアやサウジアラビアのような中東エリアなど11カ国14サイトを対象に、デジタルマーケティング基盤を構築し、その上で改修を行いました。

プロジェクト対談イメージ

かなり大規模なリニューアルですが、
欧米圏以外での展開となると、
言語や文化の違いなどで難しい面がありませんでしたか?

プロジェクト対談イメージ

吉原

たとえば、単に別の言語に置き換えればよいというのではなく、アラビア語であれば右から左に文字が流れるなどの違いがあるため、デザインを共通化するのが難しかったですね。

伊関

文化の違いということで言えば、赤ちゃんの「誕生日」を入力してもらって日齢を表示する機能を実装したのですが、ベトナムやインドネシアでは「子供の生まれた日付を数えるのは不吉」という風習があり、日付ではなく月表示に変えるといった対応をしました。

吉原

そういえば、タイでは西暦ではなく仏暦の表示が一般的であるなど、この仕事で初めて知ったことも多かったですね。

前提となる文化や風習が
それぞれの国で異なるというのは難しいですね。
現地とのやりとりはすべて英語で行われるのですか?

吉原

基本的にはメールベースでの英語のやりとりになるのですが、お互いにネイティブではないこともあり大変でしたね。

プロジェクト対談イメージ

藤澤

あとは、休日の違いや時差、スケジュール感覚のずれもあって、相手にメールを送るタイミングなどにも気を遣いました。この時間までに送れば現地は朝だから最短で返事が貰えるとか、時差を計算しながら送るんです。

吉原

それでも細かいニュアンスなど言葉だけではうまく伝わらない場合もあって、伝えたい内容をできるだけビジュアルで説明するといった苦労もありました。

現地で翻訳された文章が、元の文章と合っているかどうかは
どのように確認したのでしょうか?

伊関

これは特定の言語に限らないのですが、グローバルサイトで多言語展開の作業をする際には、英語をベースとした「コピーチェックシート」という対応表を使い、現地法人のご担当者にそれぞれの言語で訳語を埋めてもらう作業を行っていただくのが一般的な進め方です。

技術的な面でのご苦労などもあったのでしょうか。

プロジェクト対談イメージ

鈴木

たとえば、ミャンマー語(ビルマ語)のZawgyi(ゾーヂー)フォントのようにUnicode(世界標準の文字コード)に対応していないフォントの表示をサポートする必要がありました。そうしないと、ZawgyiフォントがインストールされていないPCでは、ウェブサイトが文字化けして表示されてしまうんです。

吉原

そうしたトラブルもありましたが、前回のリニューアルの際にミャンマー語の表示は気をつけたほうがよいという経験値があったので、すぐに対策できてことなきを得ました。

Webサイト自体の作りも工夫されたのでしょうか。

吉原

現地の事情に合わせて工夫した点はいくつもあるのですが、現代は世界中でスマホからのアクセスが主流となっていますのでスマホファーストで設計しました。

グローバルサイトというと統一した仕様を
そのまま翻訳していくというイメージがありましたが、
きめ細やかに各国の文化や風習に対応されているのが
よくわかりました。
そこまで丁寧に対応されるとなると、スケジュール管理も
苦労されたのではないですか?

吉原

はい、スケジュール管理は苦労した点ではあります。今回、デジタルマーケティングプラットフォームの構築フェーズ以降の作業が特にタイトで、環境のテスト、データ登録、現地担当者への調整などのタスクを同時進行で進める必要がありました。それでも期日通りにローンチできたことは嬉しく思っています。

ジャパンクオリティを
世界に伝える

今回のリニューアルプロジェクトを通じて
伝えたかったメッセージは何でしょうか?

伊関

Webサイトだけでなく、ブランド全体として「品質の高さ」をどう表現していくか、その点は熟考しました。ベビー用品などの需要は経済発展に伴って生じるのですが、東南アジアやブラジルといったエマージングマーケット(新興国市場)では、もともと日本製品への信頼性がとても高く、今回のリニューアルは、こうした期待に応えられるものになったのではないかと思っています。また、本件に限らず、今後も日系企業の海外進出をサポートできるお仕事をしていきたいですね。

吉原

実際に伊関さんと一緒にベトナムへ出張したときのことなのですが、現地の大きなスーパーマーケットで「MamyPoko」が商品棚にずらりと並んでいるのを目撃して、思わずスマホで写真を撮ってしまいました。自分たちが関わったWebサイトが、こうした商品展開の一助になっているのだなあと実感しました。

プロジェクト対談イメージ

最後に、この仕事をする上で
大切だと考えていることを教えてください。

藤澤

以前から海外に関わる案件をやりたいと言っていたことが、今回のプロジェクトで叶いました。現地のさまざまな国の方とコミュニケーションをする貴重な経験が得られたと思います。自分のやりたいことをきちんとアピールしていればチャンスが与えられますし、英語に強みがあればさらに仕事の幅も広がるはずです。

伊関

そうですね、今回のような案件では制作という意味ではCMSやツールまわりの知識があるのは大切ですが、それよりも「忍耐強さ」が大事になってくるかもしれません。なぜなら、藤澤さんも体験したように文化が異なる人とのコミュニケーションでは、想像力を働かせつつ、技術的に伝えたいことはロジカルに考えて発言しなければなかなか伝わりません。もちろん、それは普段の業務でも重要なことですが、グローバルな案件では特に求められる能力だと考えています。

インタビューイメージ

ありがとうございました。