社員紹介

クリエーティブの職人技と新しいテクノロジーが出会う場所
アドバンストクリエーティブセンター 第1事業部
事業部長 クリエーティブディレクター
河野洋平(2017年12月入社)
アドバンストクリエーティブセンター 第2事業部
CMプランナー
高橋理沙(2018年5月入社)

※2021年9月時点の内容です

電通デジタルのクリエーティブ組織「アドバンストクリエーティブセンター(ACRC)」は、データ/AI(人工知能)とクリエーティビティの融合を目指し、2017年4月に発足しました。今回は、発足後1年以内に入社し、斬新なアイデアで数々の企画を成功させてきた河野洋平と高橋理沙に、ACRCの特徴などについて話を聞きました。

デジタルを武器にしたい

――まずは、電通デジタルのACRCに入るまでの経緯を教えてください。

河野 大学では建築を専攻していましたが、より世の中に関われるコミュニケーション領域の仕事をしたいと思い、新卒で大手広告会社に入社しました。4年間営業担当をした後、5年目からはコピーライター、その後はCMプランナーやクリエーティブディレクターとしてマス広告に携わってきました。そこでの仕事は楽しくて居心地も良かったのですが、40歳手前で新しい武器としてデジタルを身につけたいと思い始めました。

電通デジタルのACRCのWebサイトに「アドテクノロジーや人工知能の進化とクリエーティブの職人技をどう融合できるか、との問いから誕生した」と書かれているのを読んだ時、「これまで自分がやってきたことと、新しいテクノロジーとを掛け合わせれば何か生まれるかもしれない」とワクワクしたんです。

高橋 私は美術大学でデザインの勉強をしていたのですが、デザインよりもアイデアを出すこと、企画を立てることの方が好きでした。それで、広告業界ならアイデアを出す仕事があると思い、主にマス広告を扱うデジタル系制作会社にプランナー兼ディレクターで入社しました。その後の6年間は、Webサイトやアプリ、動画の制作に携わっていました。仕事はやりがいがあり楽しかったのですが、自分が作ったモノを誰がどう使っているのか、より根幹の部分を考え実行する仕事をしたいと思うようになり、転職を考えはじめました。

できれば、デジタルを活用できる会社に行きたいと考えていたところ、電通デジタルを知りました。志望したのは、扱っている分野も広く全体を見ながら企画をしたり、モノを作ったりできる環境があると思ったからです。

専門性を高めていけば年齢問わず活躍できる

――高橋さんは、電通デジタルに入られて、前職と違うと感じた点はありますか?

高橋 前職では、自分が作った動画などが世の中に流れても、誰にどれくらい見られているのかがわかりませんでした。配信運用まで管理している代理店では、どれくらいアクセスされ、見られているのか結果がわかるのが一番の違いです。

河野 昨年、高橋さんと一緒に取り組んだ仕事に、大手靴店チェーンのSNS広告がありましたよね。その時はアイドルグループを起用して数種類の動画を作りましたが、すぐにファンの方が反応してくれました。SNS広告とアイドルグループの相性の良さが、数字だけでなく、口コミ的にもわかる瞬間でした。

高橋 リアクションがあると、こちらのモチベーションにもつながります。動画を見た人がつぶやきたくなるような仕組みを作るって、まさにデジタルの仕事だと思いました。

――河野さんが感じられた前職と電通デジタルの違いは何でしょうか?

河野 クライアントの課題の種類が違っていましたね。前職ではマスクリエーティブが中心だったのですが、電通デジタルでは「デジタルをベースにしたコミュニケーション」を生み出す仕事にシフトしています。そして、そのための専門性を持った仲間が社内にいます。たとえば、私のようなマス広告畑で育ってきた人たちと、デジタル系の専業代理店から来た人たち、それぞれ得意分野や専門性が違う人が集まっています。お互いの知見を共有して刺激し合う、そういう融合を意識的に試みているところがACRCの大きな特徴だと思います。

――さまざまなプロフェッショナルが刺激し合う組織であることも、ACRCの特徴なんですね。

高橋 そうですね。広告表現やCM制作のプロフェッショナルの方がいるので刺激になりますし、学びになります。電通デジタルは優しくて、相談するときちんと話を聞いてくれ、紳士的な対応をしてくれる人が多いと思います。

河野 若い社員が多いので、SNSの最新知見や新しいツールに関しては後輩から教わっています。専門性を高めていけば若手でも活躍できるのが、デジタルをベースにした会社の良いところかもしれません。若くして責任を任されることも多いと思います。

「前例がない仕事」や、「つながり、巡る仕事」ができる

――入社して一番印象に残っている仕事をお聞かせください。

高橋 どの案件も毎回学びがあるのですが、なかでも特殊でおもしろかったものに、巨大見本市で若者の集客を狙ってVTuber(バーチャルYouTuber)を起用した施策があります。会場に貼られたポスターにスマートフォンをかざすとVTuberが動き出して会場案内を始める、というものです。

クライアントから「自由にアイデアを出して良い」と言われて考えた企画だったのですが、VTuberへ出演交渉をしたり、技術的にできること/できないことを確認したりと、0から1を生み出すような毎日でした。イベント当日は、会場にたくさんのVTuberのファンが来場し、ポスターや動画を撮影していました。通常のSNS広告でもSNSでのリアクションは得られるのですが、目の前で実際に反響を見る機会はなかなかないので非常におもしろかったですね。

河野 私もいろいろ印象深い仕事はありますが、最近、仕事が次の仕事につながって嬉しかった瞬間がありました。数年前に、とあるアプリの特定エリアプロモーションをお手伝いしたことがあったんです。規模としては小さな仕事ではありましたが、成果をあげることができ、営業担当もクライアントも「素晴らしい」と満足してくれた案件でした。それから2年たった先日、その営業担当から大きな競合案件にお声がけいただけたんです。前回のお仕事が良かったことを覚えてくださっていたんですよね。仕事はつながっていく、巡っていくものだと実感しました。

ベンチャー精神を持ったまま、みんなの能力を発揮できる組織に

――最後に、今後の展望をお聞かせください。

高橋 今はCMプランナーとして仕事をしていますが、ゆくゆくはCMとWebなど全てを統括してディレクションしたいです。CM企画では、プランナーとしてだけではなく、クリエーティブディレクションまでできるようになりたいと思います。

最近では、河野さんから社内のプロジェクトを任せていただいて、後輩が考えたアイデアをディレクションすることもあります。小さなことから、まずはしっかり取り組んでいこうと思っています。

河野 高橋さんは、クリエーティブディレクターの仕事へのチャレンジ真っ最中ですよね。私は高橋さんも含めて、メンバーのみんなが働くことが楽しいと思える組織を作っていきたいと思っています。自分が社会人1年目、2年目、5年目、10年目と、その時々に感じていたことを紐解いて組織作りに還元し、みんなが能力を発揮できる場所を作りたいんです。アドバンストクリエーティブセンターという名にふさわしく、先進的で楽しく、おもしろい仕事を作り出せる組織になるよう、これからも尽力していこうと思います。

ほかの社員のインタビューを読む