クライアントと向き合ってきた経験を活かし,次代を担う若手メンバーを育成する

※2021年7月時点の内容です

グループマネージャー

小林佳世

プラットフォーム部門 プラットフォーム2部(2018年1月入社)

クライアントに丁寧に向き合いたい

新卒で入社したのは、社員数100人弱のデジタル広告の会社です。常に一人で十数件の案件を持ち、ハードワークながらも広告のおもしろさも知りました。しかし、もっとじっくり丁寧にクライアントに関わりたい、大きな代理店で一人ではできないこともやってみたいと思うようになり、転職することにしました。実は、もともと映画会社にも興味があり、そういった業界とも関わりたいという思いもありました。

電通デジタルに入社後は、クライアントと直接コミュニケーションをとる部署に所属し、念願だった映画関連の仕事をすることもできました。そのクライアントとは、常に議論しながら、お互いの状況やできることを話し合って最適な施策を考えていくことができました。ワンチームになって、元々広告予算がついていなかった作品に対して「日本で今話題になりつつある作品だからこそ、ファン同士が交流できるライブ番組をやってみたらどうか」や、逆に「この媒体よりは、こちらの媒体の方が企画の方向性合っていると思う」などと率直に話すことができたのも、未来像に対する認識、指標、価値観が同じだったからこそだと思います。

入社後3年目からは、Google、Yahoo!の広告運用のコンサルティングを行う部門に異動しました。クライアントの広告効果を高め、成果をあげていく、基本的にはフロントよりもバックヤード寄りの仕事です。
たとえば、現在携わっている求人系サイトの案件は、広告を出すことで、いかに効率的に求人応募数を最大化させていけるかということを目的としています。広告の運用精度を上げ、「こういうキーワードで出しましょう」「ここにお金を使いましょう」といった細かいことから大きなことまで、案件担当メンバーと一緒に提案と広告運用に取り組んできました。このクライアントとは今年から取引が始まったのですが、週次で打ち合わせを行い、提案や報告をしていく中で、良い関係性を築きつつあります。最近では、新規事業に関わる新たなお仕事もいただきました。


一人ではできない「よりクオリティの高い提案」を

最初に入った会社では、自分一人でクライアントと向き合い、自分の意思をブレさせることなく提案することが重要視されていました。電通デジタルでは、プランナー、分析、クリエイティブ制作、マーケティング戦略など関わる人数が多いですし、クライアント側の担当者も複数の方がいらっしゃいます。誰かのやりたいことだけを通すのではなく、全員が納得しながら、広告成果を上げていくことの大切さを日々感じています。

どのように複数人の意思統一をして最適な提案をするか、最適なプロジェクト進行をするかが課題になります。クリエイティブのデザインをされる方、深いところまで統計分析される方などいろいろな方たちとプロジェクトを組み、一緒に案件に取り組みながら、一人ではできないような、よりクオリティの高い提案ができるよう、努力しています。


プロジェクト全体への貢献ができる人材になってほしい

2021年1月からは、グループマネージャーになりました。私たちのグループは広告領域の中でも担当する業務の割合が大きいので、ただ自分の仕事をこなすだけではなく、自分が「どうプロジェクトに貢献できるか」を考えていけるメンバーの育成をしていきたいと思っています。メンバーは2、3年目の若手が多いので、今後もし他のグループや、他の部署に異動しても活躍できる人材になってほしいと考えています。

Google、Yahoo!はデジタル広告の基礎となる媒体で、取り扱う金額も大きいので、この運用ができれば他の部署に行っても広告の基本は身についているはずです。また、日常業務の中で学ぶ以外にも、毎月の部会で良い事例をキャッチアップできたり、広告領域の部門全体で週1回、知見を共有する会があります。メンバーには、必要な知識・技術をしっかり身につけて、自分のできること、得意なことを最大限伸ばしていってほしいと思っています。一方で、独りよがりにならず、周りのメンバーと助け合いながら仕事を進めることができるようにもなってほしいです。すべてを知っている人はいません。メンバーには「社内の誰が何を知っているか」「頼れる人は誰か」を知ることも自分の武器になるということを話しています。

そして、得た知識や技術をクライアントに合わせて提案し、社外からも必要不可欠な仲間だと思ってもらえる人材に成長することを願っています。そのためにも、もともとフロントの仕事をしてきた私自身の経験を活かして、日々実践する姿をメンバーに見せながら伝えていこうと考えています。

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